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腰痛

まだ腰痛の原因は骨盤の歪みや骨のズレだと思っているのですか?


知っている方は知っているでしょうが、昨年NHKスペシャル「腰痛・治療革命~見えてきた痛みのメカニズム~」が放送され、脳の中のDLPFC(背外側前頭前野(はいがいぜんとうぜんや))という部分の活動が衰えていると、痛みの回路を沈める指令が満足に出せないため、痛みが出続けると説明していましたが、半分当たって半分外れだと思っています。

下記のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、ご相談ください。

  • もう何年も腰が痛い。
  • いつも腰の事が気になり何をするのも気をつける
  • 脚を組んでは行けないと思っている。
  • 昔 椎間板ヘルニア・分離症と言われた。
  • 何処に行っても治らなかった。
  • 慢性的な腰痛だから仕方ないと思っている。
  • 椎間板ヘルニアになるのでは無いかと不安に思っている。
  • 歳だから仕方ないと思っている。
  • 腰だけでなく肩こりや膝の痛みなど色々なところが痛い。
  • 何処に行っても 腰が悪いね~と言われる。

腰痛の原因

初めにも書いたように、慢性腰痛の原因として脳のDLPFCの活動が衰えていると書きましたが、全てが当てはまるとは思いません。慢性的な腰痛で、恐怖感や不安感が強い方はDLPFCが関係していると思いますが、恐怖感や不安感があまりない人は、原因はDLPFCではないと思います。

では骨盤の歪みや骨のズレ?

骨盤の歪みや骨のズレは、原因では無く他の要因(原因)があり、その結果、骨盤の歪みや骨のズレが起きる。しかし骨盤の歪みや骨のズレが起きると痛みが出るのか?と言うと身体が傾いていても 曲がっていても痛みが出てない人も沢山います。椎間板ヘルニアが有っても痛みが出てない人は沢山います。

そうやって考えるとどうでしょうか?

何故?痛み 腰痛が出るのでしょうか?

僕自身、高校2年から腰痛が出てその当時は座骨神経痛も出ていて、色々な治療院に行きましたが、治らず結局それが切っ掛けで治療の世界に入りました。

自分自身の身体で本当に色々な腰痛の治療を受けてきて実感した事は、様々な要因があり、様々な治療法があり、いくら理論理屈が素晴らしくても自分自身には効かないモノも沢山有るし、理論理屈はデタラメだが、何故か?自分自身にはよく効く!など 結局よくわからない(笑)という事が分かりました。

だから85%の腰痛は原因不明で、世の中に 本当に沢山の治療法があるのだと思います。

そんな中で 敢えて原因を書くと(これは腰痛に限らず全ての疾患に当てはまるのですが・・・)

  1. 構造的問題(姿勢や骨 筋肉 筋膜など 身体が重力に対して理想的な状態にあるかどうか?)
  2. 内臓の問題(内臓の弱りが腰痛 肩こり背中の痛みなど様々な痛みに関連する事があります。)
  3. 精神的ストレス(心理的要因)
  4. 自律神経の影響(自律神経自体が原因では無い)
  5. 身体の使い方の問題
  6. 東洋医学でいう気・血・水の滞り
  7. 遺伝的・先天的問題
  8. 内臓に関係しますが、食べ物や化学物質等
  9. 電磁波・ジオパシックストレス(水脈、断層、碁盤目から放射される波が人体に与える緊張)
  10. 前世の問題・霊的問題(あまり一般的ではあり有りませんが・・・)
  11. 脳の機能的問題

考えられるモノを書いてみると 怪しいモノも沢山ありますが、これだけ沢山原因が考えられるのですから、治療法も沢山有って当たり前だし、自分に合う治療に巡り会うのは至難の業だという事も理解出来ると思います。(苦笑)

当院の腰痛に対する施術方法

 
 

 

上記の考えられる原因の全てに対処する事は出来ませんが、まずは構造的問題・内臓の問題・精神的ストレス・東洋医学の気・血の問題に対して対処していきます。その刺激(施術)は神経系を介して必ず脳へ伝わります。

全ての刺激(施術)は脳に伝わります。では脳へどのような刺激を加えれば効果的なのか?この辺りを意識して適宜施術方法を選択していきます。

少し話は変わるのですが「この腰痛は骨がズレて痛みが出ている!」と信じて疑わない方を違う方法で治すのは、相当難しいです!特に今まで「このズレを治してもらったら劇的に治った!」経験をした方などは。

逆に今まで「鍼をしてもらったら、次の日激痛で動けなかった!」と言う方を鍼で治すには至難の業です!

そういった事を考えると、施術方法はたくさん有った方が 色々な患者さんに対処出来る事が分かると思います。

または 今までにない全く新しい施術方法で対処するという方法も考えられます。

しかし、どのような経験をした方でも、一つの技術を極め、細心の注意を払い、自信を持って患者さまの身体の状態を把握出来る診断能力と施術(治療)法を持った先生は、一つの技術で多くの患者さまを治す事が出来ます。

当院で出来る事は、どのような経験をされた方にもその経験を活かした方法を考慮し、施術方法を選択し、最適な刺激(施術)を行なう事で脳を刺激し、腰痛を改善に導きます。

当院の身体の捉え方・治し方について

当院では、痛み・不調の原因を様々な要因を考えて、色々な角度から身体や心に対してアプローチしていきます。具体的には身体の構造(背骨や骨盤の歪みなど)機能(効果的な動きや働きが行われているのか?)の異常を見つけ出し、筋肉や骨格、内臓や血流・リンパの流れが良くなるように、身体全身に対しての調整を行います。

そしてストレス社会の現代において、精神的な部分でのケアは必須であると思われます。

その為に様々な心理療法も取り入れ、心の健康も保てるように、身体のみならず心の不調も解消できるようにアプローチしています。

以上のことを重視しながら、今は脳の働き・脳の機能も考慮し、様々な効果的な刺激を身体に与えていきます。

具体的な手法としては整体では、クラシカルオステオパシーや身体呼吸療法、操体法なの手技をメインに全身調整を行い、鍼灸では、中医学的な考え方を中心に、身体全身の気・血の流れを整え、YNSA(山元式新頭鍼療法)なども取り入れ、より効果的な鍼灸治療を行っています。

心理面に関しては、ボディーサイコセラピーという心理療法の考え方を中心に、NLP(神経言語プログラミング)、催眠療法、EFT(タッピング療法)、認知行動療法を適宜用いてアプローチします。

ここ最近は栄養療法も勉強中でこちらもこれから積極的に取り入れる予定です。

ここからはこれまでの症例をご紹介いたします。

以前のブログからの転載のため書式が変わりますが気になさらずに。

 

この時期の腰痛

投稿日 : 2016年9月5日  
 
 
 
 
 
 

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

 

最近 腰痛・ぎっくり腰・座骨神経痛の方の来院が多いのですが、今年の夏は広島はメチャクチャ暑い夏で、その疲れがやはり出ているようで、夏バテで食事が食べられない人は自覚があるので、胃腸の弱りと言えば納得されるのですが、自覚症状の無い人は原因が、ゴルフをしてから痛くなったとか、草むしりをして痛くなったとか、掃除機をかけていて痛くなったとか、何もしてないのに急に痛くなったとか・・・その時に行っていた動作によって腰が痛くなった。座骨神経痛が出た。ぎっくり腰になった。と言われます。

 

じゃあ いつもはその動作でならなかったのに、今回は何でなったの?

 

急性の痛みは、外傷以外、何か自分では自覚できない(自覚している人もいますが)肉体的・精神的ストレスが根底にあり、そこに切っ掛けとなる動作があるだけだと思っています。

 

腰痛や座骨神経痛 ぎっくり腰だけで無く、寝違いや首の痛み・背中の痛み・ひざの痛みなども同様です。

 

今年の夏は本当に暑かったので、クーラーの冷えと冷たい飲み物等を飲み過ぎた為に胃腸の弱りが根底にあります。そして暑すぎるから、外に出ず、汗をかかなかった方も問題が起きやすい状態です。神経痛様の痛みはウイルス等が影響している場合もあるのですが、根本的には免疫力の低下!

 

あと他にも色々と原因はあるのですが、食事・睡眠・運動などの基本的な部分が良好ならば、健全ですが、そうで無い場合は、これから涼しくなるにつれ、色々と症状が出る可能性があるので、早めのケアをしましょうね~

 

なかなか治らない腰痛

投稿日 : 2016年9月20日  
 
 
 
 
 
 

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

相変わらずバタバタしており更新が滞るとしばらく続くのですが・・・(^_^;) また頑張ります。

土曜日5年ぶりに来院されたKさん 以前は酷いぎっくり腰で来院され、その後は落ち着いていたのですが、ここ最近ずっと動き始めの痛みが取れないとの事。

 

ずっと座りっぱなしから立ち上がる時、立ちっぱ無しから前に曲げる時 朝起き上がる時 顔を洗う時など、動作の初めに「ビリッ!」となる。

それでも「ビリっ」と来るのは一瞬で何とか普通に動けている。 酷くは無いけど 常に動くと痛みがあるという感じ。

10年くらい前にはヘルニアと診断され脚が痺れていたが、それも問題ない。

色々と動きを確認すると やはり動き始めに痛みが出るが酷くは無い。

仕事柄 研究職でずっと座りっぱなしが多く、運動不足は間違いないが、本人さんもそれが気になり、この3ヶ月ジョギングを始めたが、走り終わりに腰が痛くなるそうだ。身体全体の状態をチェックしながら施術を行い、色々とお話しを伺っていると、仕事を辞めるか?どうか?色々と考えているそうだ。

こういう場合は 腰痛は 辞める言い訳に出来るので、腰痛がなくなっては困る。。。(苦笑)

疾病利得とか二次利得という考え方があります。

http://imagine999.com/?p=1377

http://hanamirei.com/shippeiritoku/

ただkさんの場合 少し違う。 仰向きで寝て首から上の施術をしている時、腰に負担がかからないように、膝を曲げ、脚を持ち上げるようにしたブロッキングをして腸腰筋が緩むようにしておいたのに、腰の脊柱起立筋が無意識に緊張している。これは色々な考え方(仮説)が出来るのですが、簡単に言うと、常に緊張した状態で緩められない状況。力を抜いているつもりが、抜けていない。力を抜いた感覚がわからない。そんな感じで、脳の何処かが異常興奮しているのだと思います。

 

研究職なので 仕事での影響なのか?職場の人間関係・環境 家庭環境 その他色々な事が考えられますが、色々とお話しを聞くと、奥様が体調を崩されている事と子供さんも少し問題があるとの事で、仕事だけでなく様々なストレスが続いていたようです。

その他にも原因としては、電磁波や化学物質 ジオパシックストレス等々色々な事が考えられますが、あまりこちら方面の原因については僕自身は、1番目に持ってくるべきでは無いと考えているので、構造的問題と精神的問題を主として考える事が多いです。

 

そしてKさん 身体の緊張を緩める体操等を指導し、力を入れる事と力を抜く事をしっかりと意識しながら呼吸を利用して行うやり方をお伝えし、仕事については辞めるのか?辞めないのか?しっかりと考え結論を出す事。腰痛が原因で今の仕事が出来ない事は全くない事を強調し理解して頂いた。

 

1週間後に来院予定だが、何か変化が起こるかどうか?楽しみである。

 

このようになかなか治りにくい腰痛は(腰痛だけでなく 肩こりやその他の慢性的な痛み全般)構造的問題(筋肉や骨 骨盤のズレや歪みと言われるタイプ)だけでなく、様々な要因が影響しているので、普通にマッサージや整体 鍼灸を行っても治りにくいと思います。

 

なかなか治らない腰痛 Ⅱ

投稿日 : 2016年11月3日  
 
 
 
 
 
 

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

今日は文化の日で世間はお休みでしたが、先ほどまで診療。。。23日(水)勤労感謝の日も予約のみ診療いたします。ところで以前 【なかなか治らない腰痛】について書きましたが、その後の経過です。

今日もその方は来院されましたが、ほぼ90%以上良い状態で、あとは朝起床時にたまに腰が突っ張る程度。ご本人さんもほぼ満足されているのですが、先々週来院された時に、仕事で精神的に負担がかかる事があり、また逆戻りしたのですが、あらかじめ精神的な負担がかかった時に、腰痛が酷くなる可能性がある事を伝えていたので、まさにその状況になって、改めて【私の腰痛は精神的に負担がかかった時に酷くなる!】事を実感されたようです。(苦笑)

その時は精神的なストレスを抱えた時の対処の仕方をお伝えしてあとは普通通りに施術。

翌週はまた良くなっていました!

さて、この方にも聞かれたのですが、「私の腰は治った!っと言って良いのでしょうか?」

この方の場合 治療のゴール!治った!という定義は? この方以外の場合でも、治った!と言う定義は本当に難しいです。

詳しく話すと長くなるので、その辺りは また時間がある時に。。。

で・・・この方の場合 【腰痛が治った!】と言う定義は? 先ずはご本人さんが

「何を望んでいるのか?」が大事です!

・ 腰が何をしても全く痛みを感じ無い状態 & これからも腰痛に全くならない状態。

・ 腰を曲げた時に痛みが無い状態。

・ 朝起きて顔を洗う時腰に痛みが無い状態。

・ 椅子から立ち上がる時に腰に痛みが無い状態。

あとはこちらが施術 & 日常生活の指導等で何処まで良い状態に出来るのか?という事を的確に判断できそれを患者さんにしっかりと提示できるか?

 

結局 患者さんが望む状態と、こちら(施術者側)が最大限に出来る良い状態(施術者が何処まで治す事が出来るか?)のすりあわせで、お互いに納得出来る目標が達成できた時が、一応 腰痛が治った。○○が治った。という事になるのでは無いでしょうか?!

この方の場合は 多少の腰の違和感があるけども、日常生活で全く困らない状態で、ほとんど腰の事を意識しない状態、行動制限の無い状態(腰が痛いから○○をするのが出来ないとか、怖いとかが無い状態) ここまでは来院する全ての方のこちらが考えるゴールですが、この方の場合は、仕事でストレスを感じる事があっても、身体(腰に)に症状が出ない状態が目指すべきゴールだと考え、それを伝えています。

人それぞれ ゴールは違うので、その人(あなた)にとってどのような状態を望むか?

極端な話し、以前来院された方で、座骨神経痛が酷く、1ヶ月病院に通ったが治らない!1週間後に孫の結婚式で東京に行かなければいけない!と言う状況。

その方のゴールは少々痛みがあっても何とか1週間後に東京に行けたらOK! 何とかその方のゴールは達成できたのですが、その後は・・・

このように なかなか治らない腰痛(その他の症状も)の場合 特にゴールの設定をしっかりしないと、お互いに嫌な気持ちになりますので、初めにしっかりと話しをする必要があります。

来院時、是非どのような状態になりたいのか? 教えて下さいね!

 

なかなか治らない腰痛 Ⅲ

投稿日 : 2016年11月4日  
 
 
 
 
 
 

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

昨日 なかなか治らない腰痛について書いたら、今日 まさに30年以上ずっと腰痛で何をしても治らない!という方が来院。30年前に突然椎間板ヘルニアになり、全く動けなくなったので直ぐに手術。手術したけど痛みが取れず、今に至っているそうです。

 

身体を診させて頂くと、腰だけで無く身体全体が緊張し緩められない状態。。。仕事も超忙しく、ストレス大!ここ最近は腰だけで無く首から背中にかけても痛みが出てきたので、これはヤバイ!と思い、会社の後輩の紹介で来院されました。

腰が痛いけども、痛くても行動制限は無い。ただ朝の腰の痛みと動き始めの痛み、あとはずっと腰が痛い感覚があるそうです。

あとは膝の裏の痛みと突っ張り。

ただラセーグテストをしても、80°近く上がり他の動きのテスト等でも特に大きな問題はなかったので、今の時点で椎間板ヘルニアが問題では無さそうでした。

(ラセーグテストとは、簡単に書くと、患者を平らな場所にあお向けにし、膝を伸ばした状態で片足を30度以上上げていきます。この時に患者さんが痛みを感じているかどうか確認をします。もし、異常がある場合は痛みがあったり、足が30度以上上がらなかったりといった結果になります。)

昨日書いたように患者さんの治った!という目標ですが、あえて今日は聞きませんでした。

こちらの目標は 少しでも腰痛と首から背中の痛みが楽になる事ですが、その前に、身体の無意識な緊張を患者さん自身が感じて貰う事と、その緊張を緩める方法をマスターして貰う事に重きを置きました。

そこで呼吸法と操体法を組み合わせた感じで 筋弛緩法

を行いながら、筋肉の緊張を感じて貰う事と緩める事をマスターして貰うように宿題を出しました。(笑)

施術自体は身体全体の緊張を緩めながら、血流やリンパの流れが良くなるようにクラシカルオステオパシー的な手法を用いながら筋弛緩法を混ぜて、痛みのメカニズムを脳の機能を絡めて説明し、終了。

 

次回以降 何か変化が起きるかどうか?わかりませんが、正しく僕の言った事を理解して貰え、実践して貰えば、良い結果が出ると思います。

原因としては、手術後も痛みが取れなかった事に対する不満・怒り・・・?もあるかもしれませんが、その事は聞きませんでしたが、痛みを感じながらも色々な事を普通にこなし、痛みを脳が記憶した状態で、痛みがある為に身体の緊張を緩められなくなった状態がずっと続き、仕事でもずっと肉体的・精神的にストレス大で、それら色々な事が複雑に絡まり、ずっとなかなか治らない腰痛に移行したのだと思います。(僕の仮説では・・・)

しかし、病気(腰痛も含め)の原因って本当に色々あって、前にも書いた事があるともいますが、

 

  1. 構造的問題(姿勢や骨 筋肉 筋膜など 身体が重力に対して理想的な状態にあるかどうか?)
  2. 内臓の問題(内臓の弱りが腰痛 肩こり背中の痛みなど様々な痛みに関連する事があります。)
  3. 精神的ストレス(心理的要因)
  4. 自律神経の影響(自律神経自体が原因では無い)
  5. 身体の使い方の問題
  6. 東洋医学でいう気・血・水の滞り
  7. 遺伝的・先天的問題
  8. 内臓に関係しますが、食べ物や化学物質等
  9. 電磁波・ジオパシックストレス(水脈、断層、碁盤目から放射される波が人体に与える緊張)
  10. 前世の問題・霊的問題(あまり一般的ではあり有りませんが・・・)
  11. 様々な悪影響を及ぼす情報などなど・・・

上記のように本当に色々な原因があるのですが、先ずは構造的な(内臓・精神的ストレス・自律神経も含め)肉体的レベルからアプローチを行い、患者さん自身が何かに気づき、自分自身で取り組めるモノから行っていく事が、良いのでは無いかと思っています。

 

僕の知っているゴッドハンドの先生達は、そんな面倒くさい事をせず、様々な原因を簡単に割り出し、患者さんは何をされたかわからないのに、その場で痛みが消失させるような素晴らしい技術を持っている方もいらっしゃいますが、僕はまだまだそんなレベルでは無いので、一番取り組みやすい部分からアプローチしています。

今は 流行なので 【脳の機能低下】の原因論が多いのですが、難しい事を考えず、操体法という整体術の言う気持ちのいいことをすればいい 

こっちの方がシンプルで好きです。

ただ酷くなると 気持ちよさを感じる事・味わう事が出来なくなるので、そこが問題です!

そうやって考えると、今行っている施術は、【気持ちよさを感じられる 味わえる!】 身体と心 になれるようにしているのかもしれません。

そんな感じの緩い感じを味わってみたい方は 是非 御来院下さい。

 

トリガーポイント治療について

投稿日 : 2017年10月6日  
 
 
 
 
 
 

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

これも先月の事ですが、福岡でトリガーポイント療法を行っている友人の先生からの紹介で「広島から当院(福岡の先生)へ追い合わせがあったのですが、遠いので、先生(佐々木)の所を紹介しても良いですか?」との連絡があり、「その患者さんがトリガーポイント治療じゃなくても良ければ良いですよ!」と連絡し、その患者さんが来院されました。

当院ではトリガーポイント鍼やトリガーポイントマッサージなどのトリガーポイント療法はしておりません。この数年 筋膜性疼痛症候群(MPS)という概念が少し認知されたのでそれに伴いトリガーポイントに鍼やマッサージ 注射を行う治療法が流行っていますが、個人的にはトリガーポイントへの刺激で効果的な方は他のやり方でも治っていくと思っています。

先ずトリガーポイントとは?

Wikipediaより

(英: Trigger point)とは、圧迫や針の刺入、加熱または冷却などによって関連域に関連痛を引き起こす体表上の部位のことである。トリガーポイントは単なる圧痛点ではなく、関連痛を引き起こす部位であることに注意が必要である。平たく言えば、患者が指摘する最も凝りの強い部位、あるいは痛みが存在する部位で、しかも圧迫により痛みが周囲に広がる部位と考えられる。トリガーポイントの留意点としては、疼痛を自覚している部位に多くは存在するけれども、かけ離れた部位に見いだされることもある点である。なお、トリガーとは「引き金」の意味である。そのため、発痛点(はっつうてん)とも呼ばれる

このトリガーポイントにどのような刺激を与えるか?そしてこのトリガーポイントをしっかりと探し出せるか?そしてその部位に的確で効果的な刺激を与える事ができるかどうか?がトリガーポイント治療の大事な部分になるのですが、ここは施術者の技術(いわゆる腕!)になります。

当院ではトリガーポイント治療を行っておりませんが、トリガーポイント治療自体は悪いモノとは思っていませんし、患者さんがセルフケアとしてトリガーポイントマッサージの指導等は行います。ただどうしても症状を局所的に捉えて、トリガーポイントを治療すれば大丈夫!という考え方には賛成できません。もっと身体全体を捉えて、身体全身の状態をしっかりと診て、何故その部分にトリガーポイントが発生し、症状が出ているのか?そこまで把握してトリガーポイントにアプローチするのであれば問題ないと思います。

もう一つ筋膜性疼痛症候群(MPS)が認知され筋膜という言葉が流行っていますが、全て筋膜が原因という考え方も賛成できません。

ついつい小難しい事を書きましたが、トリガーポイント療法や筋膜性疼痛症候群(MPS)についての問い合わせが多いので。

そしてこの患者さんについてですが長くなったので、次回に続く~(笑)

 

トリガーポイント療法について Ⅱ

投稿日 : 2017年10月7日  
 
 
 
 
 
 

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

紹介で来院された患者さん、症状を聞くと酷かった。。。福岡まで行こうという気持ちが理解出来ました。

詳しく問診すると、2年前に脚が痺れるという事で整形外科に行き、脊椎狭窄症との診断で、手術を。手術しても全く症状に変化がなく、半年後に再手術しても全く症状が変わらず、神経根ブロック等色々と整形外科的治療を行っても全く症状が変わらないので、色々と調べて、筋膜性疼痛症候群(MPS)の概念を知り、トリガーポイント注射で有名な石川県の加茂整形外科まで行ってトリガーポイント注射を打ったが変わらず、広島でトリガーポイント注射をしてくれる整形外科に半年通うも変わらず。

薬も普通の痛み止めからリリカやトラムセット抗うつ剤も全く効かず。。。

それでトリガーポイント療法を行う治療院を探して福岡の友人の治療院へ問い合わせたそうです。当然普通の整骨院・整体・鍼灸も整形外科のリハビリも通ったが症状に変なし。。。

こういった難事の方は身体だけでなく様々な問題を抱えていることが多く、メンタル面も含めケアしていく必要があるのですが、わざわざ小松まで治療に行かれるくらいの方で色々な本も読まれていて、学ぶ姿勢が感じられたので、筋膜性疼痛症候群の概念の説明とそれだけでは無く、当院のHPに載せている 痛みのメカニズムの詳しい説明と、以前ご紹介した「人生を変える幸せの腰痛学校」をお貸しし、先ずは今、どういうメカニズムでなかなか治らない状態になっているのか?を頭で理解して貰う事にしました。

 

 

 

治療自体は今まで受けた事がないやり方を用いないとやっても無駄だと感じたので、クラシカルオステオパシーの手技とせんねん灸と鍼を併用しました。現在の症状はとにかく足の痺れ・痛み・腰痛・太ももの突っ張り・ソケイ部の引き攣れ・横腹の突っ張り等で、強い刺激を行うとそこが後から余計痛くなるとの事で、トリガーポイント療法のような強い刺激を行うと失敗します。そしてこのような刺激過敏な方は自律神経の調整が上手くできない(交感神経過敏状態)なので、心地よい刺激がポイントになるのですが、心地よく感じられない事が多く、物足りないくらいの刺激から様子を見ていく事が大事です。

そして普段の生活の中で、気持ちよさを感じる事・心地よく感じる事を沢山増やす事が大事なのですが、痛みや痺れなどをずっと感じていると、楽な時間や心地よく感じる事が少なく、症状に囚われた中で過ごしているので、益々難しいです。

趣味がある人も症状のために趣味を楽しむ事が出来ない。もともと趣味がない。こんな状態ではホントに抜け出すためには時間がかかります。

この方は本を読む事が趣味だったので、身体が楽な椅子を買って本を読む事を勧めました。ついでに、先ほどの「人生を変える幸せの腰痛学校」と「癒す心・治す力」瞑想の本 マインドフルネスの本 「あなたの腰痛が治りにくい本当の理由」などもお貸しして読んで貰う事にしました。

まだまだ長くなるので続きます~

 

脊柱管狭窄症の施術について

投稿日 : 2017年11月25日  
 
 
 
 
 
 

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

ここ最近子供さんの施術例が多かったので、今回は少し高齢の方に多い脊柱管狭窄症について。

 

当院へは脊椎狭窄症で「最終的には手術しか方法は無いね~」と病院で言われて、「絶対手術は嫌だ!」という思いで通院され何とか手術をせずに、今まで以上に元気になられた方がたくさんいらっしゃるのですが、これは椎間板ヘルニアや難治性の慢性腰痛の方にも共通する事で、先ず初めに理解して欲しいことは、脊椎狭窄症や椎間板ヘルニア、慢性腰痛の痛み・痺れ等のメカニズムを知る事です。

その為に若い人の場合はホームページを、少し年配の方には本を紹介してしっかりと読んでもらいます。

HPはいつも紹介する加茂整形外科のHPと筋膜性疼痛症候群のHPです。

本は昔は「腰痛は怒りである。」を紹介していましたが、今は何度も紹介している「人生を変える幸せの腰痛教室」を読んでもらいます。来院された方の性格やその他色々を考えて、その方がわかりやすい本・理解しやすい本をピックアップして、先ほどの本以外も沢山紹介しています。

そこで一番理解して欲しい事は、画像による診断は当てにならない事。画像で脊柱管や骨と骨の間が狭くなってヘルニア画像があったとしても、ほとんどの場合が心配ない事。(おしっこ・便が出ない時は手術の適応です。)

先ずここの部分がしっかりと理解出来ないと先に進めません。逆にこのの部分がしっかりと理解出来ると劇的に症状が楽になる事もあります。

なので、もし脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアで困っている方は、先ずは上記のHPや本をしっかりと読んで理解して下さい。そして少しでもHPや本を読んで症状が楽になるようでしたら、そういった部分に理解のある治療院へ行くとスムーズに症状が寛解する可能性が高いと思います。

この数年は先日の投稿で書いたようにトリガーポイント療法や筋膜リリース等が流行っているので、そっち系等の治療院はある程度理解があると思います。

ただ少し難しいのは、筋膜やトリガーポイントの問題だけで無く、心理的要因が強く影響している場合は、メンタル面へのアプローチも必要で、身体だけで無く、メンタルな部分までフォローしてくれるところは少ないので、自分自身でメンタル面も関係しているな~と思ったら、じっくりと話しを聞いてくれる治療院を見つけた方が良いと思います。

脊柱管狭窄症で難しいのはご高齢の方が子供さんや孫さんが調べてくれて来院される場合です。

ご高齢の方でも自分自身の身体について、少しでも関心を持って「何とか治すんだ!治すためには頑張るぞ!」という方は問題ないのですが、誰か良い先生を見つけて「治して欲しい~どうにか助けて~」という方は先ずは身体からの治療で少しでも楽になるとかの結果が出ないと継続的に施術を続ける事が出来ず、あちこちの治療院・病院へドクターショッピングする事が多いので最終的に手術するケースが多く残念です。(ただ手術で痛みや痺れ等が無くなり、元気になられたのであればそれは良かったと思います!)

僕自身は手術は否定していません。手術をして本当に元気になられ、早く手術をすれば良かったのに・・・と思う事もありますから。ただ手術後の経過を診た時に、手術をした方は自分自身の自己責任の問題を無視して良くなったのでまた違う形で問題が発生する可能性が高いです。

どういう事かというと、身体の使い方が負担がかかる使い方だったり、筋力の低下や内臓の弱り、ストレスの問題・食生活の問題等が根本的な問題なのに、その部分に対して何も改善してなければ、手術した後にまた違う部分に負担がかかった時、違った形で問題が発生する事は理解出来ると思います。

手術後にしっかりとその辺りも自分自身が意識して改善すれば、大丈夫!

という事で脊柱管狭窄症(その他の疾患も一緒ですが。)の施術は、一番に痛み・痺れのメカニズムを知る事。次に何が問題で症状が出るようになったのか?そこをしっかりと理解してもらい、そこから具体的な施術に入って行きます。

長くなったので、続く~(また続くシリーズ。。。(笑))

 

脊柱管狭窄症の施術についてⅡ

投稿日 : 2017年11月28日  
 
 
 
 
 
 

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

脊柱管狭窄症の施術の具体的な施術ですが、殆どの方が少し歩くと腰から脚が痛くなるとか痺れてくる。だけどしゃがむと楽になるとか、自転車に乗るのは楽!といわれる事が多いのですが先ずは楽な姿勢・楽な状態をしっかりと理解して貰う事で、痛くなった時にその対応方法を自宅で出来るようにお伝えします。

そして痛みが酷い場合は痛み止めやブロック注射等も上手に活用しながら(出来れば、痛み止めの類いは使わない方が良いのですが、先ずは痛みを少しでも早く軽減する方が長引かない事が多いので、痛みが酷い場合は僕自身は否定しません。)施術を行うのですが、いわゆる整体・鍼灸・マッサージ等その方が嫌じゃないやり方を選択し行います。

嫌じゃないというのは、不安や恐怖が無く心地よく感じる刺激がベストだと考えています。

ただなかなか治りにくく、どうしてもこの刺激を行った方が効果的かも知れないという場合は了解を得て、その刺激を行う場合もあります。(了解が得られない場合はその刺激は行いません。)結局 整体・鍼灸・マッサージ・・・どんな方法でも関係ない!という事なんです。((^^;)

 

ただ脊柱管狭窄症に限らず、全てに共通するのですが、この前もむずむず脚症候群で書いたように、その人の持つ自然治癒力が効果的に発揮できるように、身体の緊張を緩めたり血流やリンパの流れを良くしたり、内臓の働きを良くしたり・・・・して、治る事を邪魔している事を取り除く事(環境・食事・睡眠・ストレス等生活習慣)です。

上記の事を行うための施術方法なので、どのやり方でも問題ありません。ただその人その人で身体の状態が違うので、その人の身体に合った または その人が嫌がらないやり方 もしくはその人がして欲しいやり方を選択するだけです。そういった意味ではやはり色々なやり方(いわゆる武器)が出来る治療院を選択した方が患者さんにとっては好ましいと思います。だから少しでも痛みを取り除くのであれば、痛み止めやブロック注射も上手に使った方が良いと僕自身は考えています。

そして絶対にやってもらいたい事は【歩く】事です。痛みが酷い場合は難しいのですが、少しでも落ち着いてきたら短い時間でも歩く事!それが無理ならプールで歩いても良いのですが、やはり重力をしっかりと感じて歩く事が一番です。

脊柱管狭窄症について同業の仲間の先生が詳しく書いていますので是非参考にしてみて下さい。

脊柱管狭窄症〜プロが教える原因から治療法・セルフケアまで-完全版

僕が伝えたい事が全部書いてあります~♪ メッチャ詳しいです!

これ以上書く事無いくらいです。(笑)

 

当院は正しい情報をしっかりとお伝えし、理解して頂き、納得されるまでじっくりとお話しを聞きながら施術しますので色々と悩みが多くどうして良いのか?わからないという方は是非御来院下さい。少しでも早く治したい!という方は手術も選択肢の一つです~ (^_^;)

天城流湯治法は自宅で簡単に出来るので、やってみる価値はあると思いますよ!

 

座骨神経痛の症例

投稿日 : 2018年1月22日  
 
 
 
 
 
 

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

またまた今週は寒くなるみたいですね。。。正月休みからやっと落ち着いてきて仕事や学校生活に慣れてきた頃ですが、今多いのが、インフルエンザや風邪そしてノロウイルスまたは胃腸炎でそこから調子が悪くなって、腰痛や首の痛みなどが増えていますが、寒くなるとやはり座骨神経痛の方が多くなります。

11月半ば急に腰が重たくなり、次の日に起きると左脚が痛みと痺れで力が入らず歩けない。という方が来院されました。

5~6年前にも来院されていたのですがその時は腰痛と軽い座骨神経痛・肩こり・頭痛等でそんなに酷くなかったのですが、今回は奥様に連れて来てもらうくらい酷く腰が伸びず脚を引きずりながら来院。お話しを伺うと前日ゴルフをしてその時は腰が重たいくらいだったのが今日起きると腰よりも左脚が激痛で。。。との事。その1週間前くらいから座り仕事が多く腰が重たいのは重たかったのですが、、、との事で以前来院時も椎間板ヘルニアの可能性があったので、年齢的なモノ(63歳・男性)を考えると脊柱管狭窄症も考えられます。

 

あまりにも酷い状態だったので、「今日施術をして痛みに変化が無いもしくは余計酷い状態等だったら、先ずは整形外科でMRIでの確認とブロック注射等を行いましょう。」と伝え施術を行う。先ずは色々と検査しレッドフラッグは無かったので痛みを感じない姿勢で整体を行い、先ずは痛みの為に強ばった筋肉の緊張を緩め、痛みの原因となっているであろう腰部は鍼治療。そしてお尻の座骨神経の出所のトリガーポイント的な刺激。あとは内臓の弱りに対しての施術を行い終了。2日後に来てもらうと少し歩けるようになり1人で来院。何とかなりそうです。

 

腰痛や座骨神経痛・椎間板ヘルニアや脊椎狭窄症などは最近は少しずつ正しい知識が広まり、骨や椎間板等の問題で痛みが出ている訳では無く、画像診断等で椎間板ヘルニアや狭窄症といわれても心配ないという事は多くの方が知り始めていますが、レッドフラッグの知識は???

 

まず最初に、腰痛患者を診断する時、急性・慢性とも、
「重大な脊椎病変の可能性があるかどうか」 をチェックします。
それには、『 レッドフラッグ 』 というチェック項目を使います。


重大な脊椎病変とは、
悪性腫瘍、脊椎感染症、骨折、解離性大動脈瘤、強直性脊椎炎、馬尾症候群
といったものです。
これらは重大な病気。そのひとつの症状として「腰痛」が現れるわけです。

患者数としては、全腰痛の5%以内で少数ではありますが、
万一それに当てはまっていた場合は、大変です。

『 レッドフラッグ 』は、生物的な要因です。
具体的な項目は、下の通りです。

■ 発症年齢が20歳未満か55歳超
■ 最近の激しい外傷歴(高所からの転落、交通事故など)
■ 進行性の絶え間ない痛み(夜間痛、楽な姿勢がない、動作と無関係)
■ 胸部痛
■ 悪性腫瘍の病歴
■ 長期間にわたる副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)の使用歴
■ 非合法薬物の静脈注射、免疫抑制剤の使用、HIVポジティブ
■ 全般的な体調不良
■ 原因不明の体重減少
■ 腰部の強い屈曲制限の持続
■ 脊椎叩打痛
■ 身体の変形
■ 発熱
■ 膀胱直腸障害とサドル麻痺

上記をしっかりとチェックしておかないといけません。特に整形外科等に行かれて無い場合はしっかりと検査し、疑わしい場合は必ず病院へ行ってもらいます。

そういった意味でも激しい痛みの場合は初めは病院へ行った方が良いかも知れませんね。この方は以前来院時、病院へ行ったけど治らなかったので当院へ来院し良くなったので直接来院されたのですが、こういった方ほど注意深く診察します。

 

結局約2ヶ月で脚の力も入り9割方良くなったのですが、途中忘年会等で飲み過ぎて調子が悪くなったり、長時間の車の運転で悪くなったりと山あり谷ありでしたが、初めの2週間だけ週2回ペースでそれからは週1回継続的に来院されたので何とかなりました。

座骨神経痛も急性の痛みは椎間板ヘルニアや狭窄症が原因ですが、慢性的な座骨神経痛は本当?の神経痛でこちらについては原因がはっきりしない場合が多いので腰だけで無く、トリガーポイントへのアプローチや全身状態の改善等を行い様々な可能性を考えて施術していきます。

 

座骨神経痛

なかなか正しく解説している動画が無かったので座骨神経のイメージだけ。。。梨状筋は大事な筋肉ですがそれだけはありません。そして座骨神経痛の治し方で色々な動画がありますが、反らすやり方(マッケンジー的)と曲げるやり方と様々で混乱するだけだと思います。基本的には痛みを感じない動き・楽になる動きをやる方が安全です。あと安静もダメです。

 

脊柱管狭窄症の手術を2回やってまた痛みが・・・

投稿日 : 2018年4月6日  
 
 
 
 
 
 

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

今年の2月から脊柱管狭窄症で2回手術をしたが痛み痺れが酷く治らず、流石に3回目の手術は嫌なので何とかならないか?との事で来院。色々とお話しを聞くと、黄色靱帯骨化症で40代に手術し、前立腺癌も手術、狭心症もカテーテルで治療あと糖尿病もあり、全身の状態を考慮しながら施術をしていく必要があります。

こんな状態でも畑仕事をしており年齢の割り(77歳 男性)には精力的に動かれています。昨年までは痛いながらもゴルフにもカートを使ってなんとかされており、心が折れてないようなので何とかなりそうです。(^^)

心が折れるとは、何度も手術をして足の痺れはずっと残っており、おまけに癌や心臓も悪くしていますから普通の人は「もうダメだ~」的な感じで、動くと痛いからあまり動かず家の中に引きこもり、外に出たくなくなる。その為筋力が落ち、益々歩けないと言う悪循環に陥り、何もしたくないという状態。こんな感じで脊柱管狭窄症という症状だけで無く、メンタル的に沈んでいる場合はそれを引き上げるまでに時間がかかります。

この方の場合は幸いにもこんなに大変な状態なのに日々の生活の中で痛くても出来る範囲で動いているので、上手くいけば何とかなるかも~と思い施術を。

 

先ずはこういった脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアに対しては、誤った情報の解除から。

本を読むのが苦痛で無い場合はいつものように「人生を変える幸せの腰痛学校」を読んでもらいます。著者から直接頂いた小冊子はプレゼント。

そしてその内容を説明しながら身体全身への施術。内科的にも色々と問題があり足の冷えが酷かったので、先ずは身体全身の循環を良くするようにしながら、整体を行い、それから鍼とお灸を行いました。週1回ペースで4回目くらいから少し痛みが軽減。足の冷えも少しマシになり順調な回復具合です。

脊柱管狭窄症の詳しい解説は以前にも紹介したこちらのHPを隅から隅まで読まれると良いと思います。とても詳しいです。

脊柱管狭窄症〜プロが教える原因から治療法・セルフケアまで-完全版

初めにも書いたようにメンタル的に問題が無ければ、そして内科的に問題が無ければ、脊柱管狭窄症は上手に施術するとそして諦めなければ3ヶ月もあれば落ち着くと思います。(ただ手術も必要な場合もありますので、全てに当てはまるわけではありません。)

 

クーラーで冷えて腰痛?

 

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

一昨日・昨日と台風12号騒動でドキドキした2日間でしたが、幸い大した雨も降らず、被災地の二時災害も起こらず、良かったのですが、久し振りに夕方まで自宅に引きこもり、読書をしたりテレビを見たり昼寝をしたりと自分自身としては苦痛?!(苦笑)な1日。。。休みはSUPをするか?武術の稽古に行くか?の過ごし方なので身体を動かさないとウズウズしてしまいます。夕方からは雨・風がほぼ無くなったので、仕事場へ行き事務仕事。。。少し精神的には落ち着きました。(笑)

 

ここ最近腰痛の方が多く、共通しているのが特に変わった事をしてないのに急に痛くなった!みたいな感じの表現をされるのですが、激痛ではないけど、動き始めが痛いとか、動き始めが固まった感じ。。。。等々の訴えが多いです。

今年の夏は本当に酷暑なので多くの方がクーラーで冷やされています。そして冷たいモノを飲んで胃腸も弱っています。暑すぎる為、外出も減り家の中に引きもり身体を動かす事がなく身体自体も固まった状態なのでちょっとした動作で腰だけでなく、首も痛めやすい状況です。

 

腰痛の基本的な治し方はいつも言うように、激痛でなければ、なるべく普通に過ごす事。不安や恐怖心が一番の問題なので、急性の腰痛は約80%は2週間以内に治る事をしっかりと頭に入れておりて下さい。そして今の時期はお風呂に入らずシャワーだけで過ごす事が多いのですが、出来れば腰から下だけでもお風呂に浸かってみて楽なようならクーラー等で冷えたために発症した腰痛なので、クーラーの冷え対策を普段からしてください。

そして痛くない範囲で普通に動き、出来れば歩いて汗をかきましょう。(ただ歩く時間帯は注意が必要です。)

あと胃腸の弱りも影響しますので、冷たいモノを飲む時はゆっくりと少量にし、常温もしくは温かい飲み物を意識的に取りましょう。

食事自体も夏バテ防止でがっつり!では無く消化の良いものを少なめで!夏バテを起こしている方は余計ですね。

もう一つは水分の取り方。僕自身もコーヒー派なのでなかなかお水を飲まないのですが、お茶や色のついたモノでは無く【水】をチビチビと飲んでください!

あとは塩分。天然塩ですね! 減塩のウソそれでも怖い方はミネラルをしっかりと補充してください。

 

この辺りを気をつけておくと冷えからの腰痛自然と治るし予防にもなります。

 

あともう一つ問題なのが、室内と室外の温度差による自律神経系の不調で、その人の弱い部分へ痛みとして出るケースもありますが、これは少し治りにくいです。。。(^^;) 自律神経の調整が普段から上手く出来ないタイプの方がなりやすいので。そこに精神的なストレスが加わると余計です。あと更年期の方も同じです。被災地の方も被災して無くても道路の渋滞のストレス(肉体的・精神的)を感じていますので、今年はその影響もあります。

なかなか治りにくい脊柱管狭窄症

 

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

普段は脊柱管狭窄症で来院されても1ヶ月もすれば、まあまあ良い状態になる事が多く、それほど困った事は無いのですが、今回は久し振りに手こずっています。。。(^^;)

 

来院時当初、2週間くらいでかなり良くなったのですが、そこから急にまた悪化。。。

 

それ以降さまざまな手法を用いても改善傾向が見られません。

 

なかなか治りにくい大きな要因も見つからず、病院で精査して頂きました。

 

5年前にヘルニアと言われ、その時にかかった整形外科でMRIを撮ってもらうと予想通り脊柱管狭窄症。いきなりブロック注射を打たれたそうですが、全く効果無し!(ブロック注射が全く効かない事も多々あります。それでも劇的に良くなる場合もあるので、ブロック注射を行う価値はあると思います。)

 

痛み止めの薬も服用してますが全く効きません。。。

 

まだ60歳前半の男性で年齢的にまだ若いです。

 

心理的要因もそれほど問題があるとは思えず(そこが問題なのかも知れませんが。。。)内臓やその他色々な要因も考え、アプローチするのですが、改善傾向無し。

 

こんな時はもう一度基本から。

 

今回MRIを撮った事で、画像のイメージが焼き付いてしまったので、その事についてしっかりと説明し、画像では狭窄があったとしても、大丈夫だと言う事。

そして今回整形外科ではブロック注射が効かない場合は手術を勧められたので、その不安があり、これからどのようにして行けば良いのか?を心配されていたので、それについての説明をしっかりと行い、手術は最終手段だから、我慢出来る痛みで、仕事に支障が無いのであれば、手術は急ぐ事はない!と。

(場合によっては早期に手術をしなければいけない場合もあります!)

 

先ずはしっかりと脊柱管狭窄症についての正しい知識を学ぶ事が大事なので、本を3冊お貸ししました。

 

腰痛」は終わる!ー「世界の診療ガイドライン」に基づく最新の腰痛治療

 

あなたの腰痛が治りにくい本当の理由

 

トリガーポイントブロックで腰痛は治る

 

インターネットで色々と調べるくらい熱心な方なので、そういった意味ではお伝えしやすいです。

先ずは本をしっかり読んでもらい何か変化があれば、そこから改善方向に向きそうですがどうなるか?

 

今回来院時は、少し鍼の治療方法を変えたので少し変化がみられると良いのですが。。。

 

まだまだ未熟です。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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