ルート治療とはどんな治療法なの？ルート治療の適応症を紹介！

こんにちは。

広島市南区の整体・鍼灸の佐々木整骨鍼灸院です。

今話題のルート治療ってご存じですか？

僕自身は数年前からルート治療については知っていましたが、強刺激過ぎて現在の施術方法・施術方針とは合わないと思い全く興味を持っていませんでした。

しかし、ルート治療の施術風景や考え方をInstagramやYouTubeを見ると180度考えが変わり、ルート治療を習いルート治療の施術を行いたいと思いました。

こちらのInstagramをご覧下さい。

ルート治療考案者の白川勇作先生の施術です。

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見ただけで怖い、痛いというイメージを抱きますよね。。。

しかしこちらのInstagramをご覧下さい。

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白川勇作先生が言われるには6割近くの方が感極まり涙を流すそうです。

僕自身これまでボディーサイコセラピーを習得しており、身体と心の繋がりは十分理解し、施術中に涙を流す患者さまもいらっしゃいましたが、鍼の施術だけで感極まって涙を流されるのは初めて見ました。

このInstagramを見て、ルート治療はどのような原理で施術をするのか？

徹底的に調べました。

ルート治療の原理は本当にシンプルであらゆる疾患や症状、痛みはすべて「凝り」が原因と考えます。

身体の不調を感じている方は必ずその原因となっている凝りが存在し、長年凝りが蓄積されて、身体に現れてきます。

この凝りは地図のように面で現れてくるためそれを「ルート」と呼び「ルート治療」と名付けたそうです。

白川勇作先生は筋肉の凝りの大事な法則の1つとして、時間が経過しても休憩してもいったん溜まってしまった凝りは減っていかない。（つまり歳とともに積み重なっていく。）

凝りの量と病気（内臓の病気・脳梗塞・心筋梗塞・認知症・耳鳴り・鼻炎・老眼など）は比例していると考えています。

そして凝りは遺伝する。（先天性の凝りが存在する。）

小学生とか幼稚園の時点で頭が痛い等を訴える子供さんはほぼ遺伝性の凝りだと言われています。

もう一つの凝りの性質・特徴としてそこにルートが存在しても常に表現され続けるとは限らない、出たり引っ込んだりを繰り返しながらドンドン増幅していく。

筋肉の凝りの量や病の重たさは可視化・数値化できない、このシステムのせいで病気の本質が見えない。

筋肉の凝りがどんな形で病気としてアピールしてくるかは、筋肉の凝りの自由で人それぞれ症状は違う。

ルート治療について調べれば調べるほど、見た目の強烈な印象以上にルート治療はシンプルで奥深い施術だという事を実感しました。

こちらのYouTube動画をご覧下さい。ルート治療の背中側の施術です。

こちらがルート治療考案者の白川勇作先生です。

鍼の本数も驚きですが、20番鍼という太さの鍼を使用しているのが特徴です。（こちらの動画では15番鍼を使っています。）

鍼の太さは数字が小さいほど細く、数字が大きいほど太くなってゆき、１番違うごとに0.02㎜ずつ太さが変わります。

つまり０番では0.14㎜、１番が0.16㎜、２番が0.18㎜、５番だと0.24㎜、８番では0.30㎜となりますから15番鍼は0.44㎜、20番鍼は0.52㎜となります。（当院ではこれまで一番細い針で02番0.1mmを使用し太い鍼は5番鍼を使用しています。）

因みに医療機関などで主に使用される注射針の太さは、16Gゲージ(外径1.6mm)～27G(外径0.4mm)です。

・検査用の採血に用いる注射針（21(0.8㎜)～22G程度）

・輸血投与用の注射針（18～20G程度）

・筋肉注射用（21～23G（0.65㎜））

・インフルエンザワクチンなどの皮下注射（26G程度）

・歯科医で麻酔する時の注射針（27G～33G（0.2mm）程度）

・インシュリン注射（31G～33G）

大まかに15番鍼（0.44㎜）は注射針の27G、20番鍼（0.52㎜）は注射針の25Gとなります。

髪の毛の太さは細い人で0.05mm、太い人で0.15mm、平均的な太さは約0.1mmと言われています。

ですから太い鍼を使っていますが、注射針よりは細いので注射が大丈夫な方は心配ないと思います。

こちらの動画は後編です。身体の前側への施術です。

ルート治療では施術の効果が出るのは施術後3～4日もしくは1週間後くらいで、施術直後はほぼ無く逆に重たくなる事が多いと言われています。（人それぞれ反応は違うので効果も当然違います。）

そして重症患者さんは元々の凝りの量が多いので効果を実感する事が少ないかも知れないが、確実に凝りは減っていると言われています。（白川勇作先生は一回の施術で3000の凝りを減らす事が出来るという表現をされています。）

ルート治療での適応症はこちらです。

神経系	神経痛（三叉、肋間、坐骨など）、頭痛、歯痛、ヘルペス、顔面神経麻痺、しびれなど
運動器系	五十肩、むち打ち症、頸肩腕症候群、腰痛症、ギックリ腰、椎間板ヘルニア、変形性膝関節症、関節炎、リウマチ、肩こり、寝ちがい、筋肉痛、捻挫、テニス肘、腱鞘炎など
消化器系	胃炎、胃下垂症、胃酸過多症、胃痙攣、胃・十二指腸潰瘍、口内炎、慢性肝炎、胆石症、慢性腸炎、便秘、下痢、痔疾など
循環器系	高血圧症、低血圧症、心臓神経症、動悸、浮腫、冷え性など
内分泌系	糖尿病、甲状腺機能障害、痛風など
呼吸器系	風邪、扁桃炎、咽頭炎、気管支炎、喘息、咳など
泌尿器系	慢性腎炎、膀胱炎、ネフローゼ、前立腺肥大など
感覚器系	眼精疲労、仮性近視、白内障、鼻炎、副鼻腔炎、耳鳴り、メニエール症候群、めまいなど
婦人科系	生理痛、月経異常、乳腺症、更年期障害、冷え、のぼせ、つわりなど
小児科系	小児喘息、夜尿症、夜泣き、かんの虫、消化不良、虚弱など
その他	自律神経失調、不眠症、ストレス性疾患、心身症、アレルギー、アトピー性皮膚炎、慢性疲労、成人病の予防など
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