もともとパニック障害があり、ここ数年は何とか薬を飲まずに過ごせていたが、2ヶ月くらい前から眩暈とフラフラ・ふあふあ感が強く、寝ていても揺れる感じたまにグルグル回転性の眩暈も。。。
耳鼻科等で検査しても特に問題は無く、やはり自律神経の調整が上手く出来ず現れる症状の模様。そして問題なのがパニック障害を持っている方は不安感が強く表れること。特に眩暈は倒れる!という恐怖感が強く現れるため、なかなかただのメンタル的な不安よりも症状に囚われる傾向が強くなります。
この方も来院後から何度も何度もお助けメールが来るのですが、多くの方は何度も申し訳ない。と思って自力で頑張るのですが、最終的には自力で乗り越えて欲しいのですが、初めのうちはなかなか難しいので、上手く僕を利用してください。
こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。
先月終わり、9月の半ばから急に学校に行けなくなり、「身体が怠い。しんどい。何もやる気が起きない。」とのことで来院。
色々お話しを聞くと、AO入試の試験が終わってからだとの事。
昔と違い、入試制度がさまざまあり、複雑すぎて僕はついて行けない。。。(>_<)
小さい頃からストレスを感じると、身体に色々と症状が出ていたようで、今回も試験のストレスと言えばストレスなんだろうがどうもすっきりしない。
多分親に無理矢理連れて来られたのだろうから(苦笑)、あまり理由やら色々な事を聞くと、子供さんに嫌われるので、先ずは身体の状態を確認し、身体からのアプローチ!
結構辛そうにしてたので、検査は最小限にして一番問題だったのが、何もしてないのに脈拍が早すぎる。そして頭と首が火照っていて、のぼせた感じになってる。。。完全に自律神経の調整が上手くいってない感じ。。。
施術後は少し落ち着き脈拍も正常に!(多分直ぐ戻りそうですが・・・)
高校3年生のこの時期に不登校になると、何が問題になるか?
本人はさまざまな問題を抱えて頑張って(多分)目一杯になってフリーズしたのだろうから、将来のことについて投げやりになっているからどうでも良い状態~
となると、、、
誰が困るかというと、親。
今回は初めにお母さんと一緒に、今までの経過を聞いて、本人が話したいことがあれば話してもらうスタイルで始めたのですが、親の気持ちになって、親が子供がこの時期に不登校になった時何を考えるか?を考え子供さんがいる前でこう言いました。
「お母さんは、多分あと少し頑張れば、卒業だから。。。とか受験はどうするの。。。とか色々と言ってなんとか学校に行かせようと思っているでしょ?それをすると益々行けないんですよ! 今子供さんは色々な事で目一杯になりフリーズした状態。いわゆるプチうつ状態で、エネルギーが不足した状態だから、休ませないと無理なんです!だから、学校に行かせることを諦めてください!」と。
「本当にこれから将来のことを考えると、ここで躓いて欲しくない!何とか乗り切って欲しい!これで学校を卒業出来ず、引きこもりになったら。。。などと本当に不安ばかりです!」
「でも長い人生(多分)を考えた時、まだ18歳前後で少々躓いたとしても、どうにでもなります!(きっと。。。)そしてこの躓いたことが、良い経験になれば、今まで以上に強くなれる可能性があります!だから、先ずは学校へ無理矢理行かすことを諦めて、見守ってあげてください!」
そう伝えました!(少し子供さんの顔が緩んだ感じ。(多分))
お母さんも納得してくれて、これからのことを色々話しをし、先ずは身体を整えて、本人の中から「学校へ行く!行ける!」という気持ちが芽生えるまで待つ!という方向でやっていくことを了解してもらいました。(心療内科へは通院されています。)
これからどのように変化するか?わかりませんが、不登校の子供さんを持つ親は、ある意味開き直り、諦める!気持ちを持って見守ってあげるスタンスが必要なような気がします。
最近 不登校の子供さんが多く、本当にケースバイケースで同じパターンはありませんから、毎回アドバイス等は違うのですが、親の覚悟はそのケースでも必要だと感じています。
時間があればまた違ったケースも書きます。
喉のつまり・吐き気・身体全身の怠さで休職。。。
こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。
先週の事ですが、「のどが詰まり、吐き気、身体全身の怠さが続く。」との事で20代半ばの男性が来院されました。
詳しく聞くと、会社に入社し、研修期間中に体調を崩し、それからずっと上記の症状が出ていたのだが、それが酷くなって、鬱と診断され、3ヶ月休職して復帰したが、また最近酷くなったとの事。
普通の自律神経失調症みたいな感じではなく、鬱の身体症状の1つ(自律神経の問題は当然ありますが。)で、少しカウンセリングの必要を感じ、先ずはカウンセリングから行いました。
会社に就職して調子が悪くなっているので、会社の中での肉体的・精神的ストレス。あとは環境変化によるストレス。もう一つ栄養状態は非常に大事な要素で、何が一番負担になっていたのか?なっているのか?
もともと緊張しやすく、過敏性腸症候群があり、試験や会議等静かな場面で凄く緊張しやすいそうで、それプラス超マイナス思考との事。
この問題は、もともとの性格的な問題なのか?
幼少期の育てられ方で緊張する場面があったのか?もしくは学校で何か切っ掛けになる要因があったのか?
等々、色々なケースがあります。
こういった大元の過去の原因?に焦点を当て、そこからアプローチする方法もあるのですが、先ずは今に焦点を当て、未来に向けたアプローチの方が前に進みやすいので、先ずは今の対処方法と考え方・捉え方を少しずつ自分にとって楽なようになれるように、認知行動療法的なアプローチと身体に対する施術で身体の緊張を緩めるように行っていく事で了解を得ました。
先ずはこういったケースでは、一番初めにはっきりとさせたい事があります。
会社を辞めたいのか?続けたいのか?はっきりさせる事です!
会社を辞めた時のメリットとデメリット。
会社を続けた時のメリットとデメリット。
それを思いつくだけ書いて貰う事にしました。そして、それを見比べてどうしたいのか?を考えてもらう宿題を出しました。
そして身体を診ると。。。。
身体の緊張を緩められない!
吐き気等が出る場合、必ずみぞおち辺りが詰まった感じで、ここが緩むと結構楽になります。喉の詰まりも背中と首すじの緊張が関係します。(全部自律神経の悪さなのですが。。。)
先ずは症状が酷くなったときの対処方法としてタッピングのやり方をお伝えし、身体の緊張を緩めるために筋弛緩法も。
あとは物事の考え方・捉え方についてのヒント。
こんな感じの症状がある方は当然呼吸も浅くなっていますから、筋緊張を緩めながら息をしっかり吐く事。
まだまだ伝えたい事はたくさんあるのですが、一回では覚えられないので今回はそのくらいにして、ご本人さんの希望が鍼だったので、鍼を首すじ、肩背部に行いゆっくりとリラックスして寝られるようにして終了。
次回以降は会社を続けるか?辞めるか?の答えを聞いて進め方を考える予定です。
この数年、就職して良かった!って思っていたら、直ぐ辞めた~という若者が多いのですが、僕はそれは悪い事では無いと思っています。何となく大学に入り、何となく、やりたい仕事がわからずに、就職しているケースが多いので、病気になるくらいだったら早く辞めた方が良いと思っています。
この辺りは不登校等にも繋がっているのかな?とも思いますが、昔と今は色々な面で違うので、簡単に言えないのですが、ストレス耐性が弱くなっているのは間違いないと思います。
また次回以降どのように経過していくか?時間があれば書いてみたいと思います。