このままずっと薬を飲んでいて良いのだろうか?
薬を止めたいけど止められない!
薬は絶対飲みたくない!
というあなたの悩みを解決します!
(薬は必要なときは必要ですから、決して医師の診断無しに勝手な判断で薬は止めないようにしてください。)
下記のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、ご相談ください。
・心臓がドキドキする(動悸・心拍数の増加) 汗が出る
・からだが震える。息切れがしたり、息苦しさがある
・のどに何かつまったような窒息感がある 胸の痛み、胸のあたりの不快感がある
・吐き気、おなかのあたりの不快感があるめまい、ふらつく感じ、気が遠くなる感じがする
・今、起こっていることが現実でないような感じ、自分が自分でないような感じ(離人症状)がする
・コントロールを失うこと、または気が狂ってしまうのではないかという恐れがある
・このまま死んでしまうのではないかという恐れがある
・病院で検査を受けても、身体の異常はみつからなかった
原因
脳の機能障害説
大脳辺縁系にある扁桃体を中心とした「恐怖神経回路」の過活動があるとする有力な仮説があります。
大脳辺縁系は本能、情動、記憶などに関係する脳内部位で、扁桃体は快・不快、怒り、恐怖、などの情動の中枢としての働きをしています。
この神経回路は主としてセロトニン神経によって制御されていて、セロトニンの働きを強めるSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)がパニック障害に有効であることが、この仮説を補強しています。
肉体的・精神的ストレス・幼少期のトラウマ等、心理的要因
発症自体は突然ですが、発症前、肉体的・精神的ストレスが多く、心と身体に余裕がなくなったときに起きることが多く、幼少期に母親からの愛情を感じる事が少なく、不安を持っていたなどの要因があると、発症するケースが多いようです。
認知の歪み
1.全か無か思考(all-or-nothing thinking)
ほとんどの問題は, 白か黒かのどちらかに決めることはできず、事実はそれらの中間にあるものですが、物事を見るときに、「白か黒か」という2つに1つのの見方をしてしまうことを「全か無か思考」といいます。
2.一般化のしすぎ(overgeneralization)
1つの良くない出来事があると,「いつも決まってこうだ」、「うまくいったためしがない」などと考えること。
3.心のフィルター(mental filter)
1つの良くないことにこだわってくよくよ考え、他のことはすべて無視してしまうこと。
ちょうど1滴のインクがコップ全体の水を黒くしてしまうように。「心のサングラス」ともいう。
4.マイナス化思考(disqualifying the positive)
単によいことを無視するだけでなく、なんでもないことやよい出来事を悪い出来事にすり替えてしまうこと。
5.結論の飛躍(jumping to conclusion)
特に確かな理由もないのに悲観的・自分は良くないんだ・悲しいというような結論を出してしまう。
6.誇大視と過小評価(magnification and minimization)
自分の短所や失敗を大げさに考え,逆に長所や成功したことをあまり評価しない。「双眼鏡のトリック」とも言う。
7.感情的決めつけ(emotional reasoning)
自分の感情が現実をリアルに反映して、事実を証明する証拠であるかのように考えてしまうこと。
8.すべき思考(should thinking)
何かやろうとする時に「~すべき]「~すべきでない」と考える。
9.レッテル貼り(labeling and mislabeling)
ミスや失敗をした時に,「自分は負けだ」、「とんまもの!」などと自分にネガティブなレッテルを貼ってしまうこと。
10.自己関連づけ(personalization)
何か良くないことが起こった時、自分に責任がないような場合でも自分のせいにしてしまうこと。
その他の原因としては 食生活の乱れ・睡眠リズムの乱れなど色々ありますが、それらは全ての疾患に共通する要因です。
当院でのパニック障害・不安障害・軽症鬱に対しての施術方法
先ずは症状が発症した経過をじっくりとお話しを聞かせて頂き、考えられる原因(僕の仮説)を大まかに説明し、何故 パニック発作等の症状が出たか?そのメカニズムを詳しく伝え 頭での理解を深めて頂きます。
そしてパニック発作等の症状に対しての対処方法をお伝えし、日常生活で少しでも自力で対処出来る方法を学んで頂きます。
自力で対処出来ず、心療内科等の受診をされていない方の場合は心療内科への受診をお勧めします。
それから身体全体の状態を診させて頂き、自律神経失調症と同じく 身体の緊張をゆるめ、呼吸が深くなるように施術していきますが、不安感が強い方には アロマを使ったり、機能神経学的なアプローチ(脳に対して様々な刺激を与えます。)で脳の興奮を静めます。
最後に日常生活の注意点と、認知の歪みが強い方には 認知療法の概要をお伝えし少しずつ、物事の捉え方が楽に捉えられるようなやり方を学んで頂きます。
場合によっては、次回の来院まで 課題や宿題(笑)をして頂くこともあります。
特に不安の強い方には 何かあれば いつでもメールして頂けるようにLINEに入って頂きアフターフォローを十分行えるようにしております。
当院の身体の捉え方・治し方について
当院では、痛み・不調の原因を様々な要因を考えて、色々な角度から身体や心に対してアプローチしていきます。具体的には身体の構造(背骨や骨盤の歪みなど)機能(効果的な動きや働きが行われているのか?)の異常を見つけ出し、筋肉や骨格、内臓や血流・リンパの流れが良くなるように、身体全身に対しての調整を行います。
そしてストレス社会の現代において、精神的な部分でのケアは必須であると思われます。
その為に様々な心理療法も取り入れ、心の健康も保てるように、身体のみならず心の不調も解消できるようにアプローチしています。
以上のことを重視しながら、今は脳の働き・脳の機能も考慮し、様々な効果的な刺激を身体に与えていきます。
具体的な手法としては整体では、クラシカルオステオパシーや身体呼吸療法、操体法なの手技をメインに全身調整を行い、鍼灸では、中医学的な考え方を中心に、身体全身の気・血の流れを整え、YNSA(山元式新頭鍼療法)なども取り入れ、より効果的な鍼灸治療を行っています。
心理面に関しては、ボディーサイコセラピーという心理療法の考え方を中心に、NLP(神経言語プログラミング)、催眠療法、EFT(タッピング療法)、認知行動療法を適宜用いてアプローチします。
ここ最近は栄養療法も勉強中でこちらもこれから積極的に取り入れる予定です。